ートタイプの説明
■ ノートの種類

ノートトラックに描けるノート(音符)は、5種類あります。
このノートタイプはミュージックビューの [編集] ツールバーで選択します。 ※ これらはミュージック、フレーズリーフのどちらでも扱えます。
※ これらは 1 つのノートトラックに混在していても構いません。
■ ピュアノート -

そのままの音を出す音符です。
例えば、4-C-# ならば、オクターブ 4、ドのシャープ、つまり、MIDI ノート番号で 61 となります。
※ ミュージックの [トランスポーズ] プロパティの影響は受けます。

主に、既存譜面からの入力や、一般的なシーケンサ風に編集したい場合に使用します。
■ トーンノート -

ノートトラックのオクターブと、 コードマップのキーチューンの影響を受ける音符です。
主に主旋律(メロディ)の表現に使用します。

通常は、“ド〜シ”の全音表記だけで記述して下さい。 (モード 1 〜 7 のスケールでは)半音表記なしで自動で協調を合わせます。 (例えば、短調ならば ド-レ-ミ-ファ-ソ-ラ-シ と記述すると、レ#-ファ-ソ-ソ#-ラ#-ド-レ と出力してくれる)

どうしても、半音表記を用いて表記したい場合は、 コードマップのトーンノートのキーチューンを コードノートのキーチューンと同じにし(3 つ全て同じ値にしても構いません)、 スケール上の音程(例えば、短調ならば音階は、ド-レ-レ#-ファ-ソ-ソ#-ラ#)で記述して下さい。
■ スケールノート -

コードマップで設定したスケールに合わせて音を出す音符です。
例えば、7 音階のスケールでは、
         Ionian (長調)   Aeolian(短調)

  I    = ド               ド
  II   = レ               レ
  III  = ミ               レ#
  IV   = ファ             ファ
  V    = ソ               ソ
  VI   = ラ               ソ#
  VII  = シ               ラ#
となり、 以降はラウンドラップされ、1 オクターブ上の、
  VIII = ド   +1          ド   +1
  IX   = レ   +1          レ   +1
  X    = ミ   +1          レ# +1
  XI   = ファ +1          ファ +1
  XII  = ソ   +1          ソ   +1
となります。
また、8 音階のディミニッシュであれば VIII は シ になります。

主に、非協調音を意識せずに音階だけでメロディラインを描きたい場合や、 複雑な分散和音を作り出したい場合に使用します。

※ スケールノート単位で相対オクターブと相対半音を設定できます。
※ スケールを参照するので、ノートトラックにコードトラックがリンクされている必要があります。
■ コードノート -

コードトラック上のコードに合わせて音を出す音符です。
例えば、以下のコードでは、
         C maj        C m           C maj7

  -2   = ミ -1        レ# -1       ソ -1
  -1   = ソ -1        ソ   -1       シ -1

   0   = ド           ド            ド
   1   = ミ           レ#          ミ
   2   = ソ           ソ            ソ

   3   = ド +1        ド   +1       シ
   4   = ミ +1        レ# +1       ド +1
   5   = ソ +1        ソ   +1       ミ +1
   6   = ド +2        ド   +2       ソ +1

  ↑コードノートの値         右の -/+ は相対オクターブ数
となります。
主に、コードに従うフレーズパターンを作成するために使用します。

※ コードノート単位で相対オクターブと相対半音を設定できます。
※ ノートトラックにコードトラックがリンクされている必要があります。
■ リズムノート -

ノートトラックの [リズムノート] プロパティに設定した音を出す音符です。
主に、パーカッションの使用や、リズムパターンを作成する場合に使用します。