Vistaでオンラインゲームが起動しなくなった!? (解決済み)

Direct Xを更新したせいなのか、原因はなんだかよく分からないが、オンラインゲームを起動すると、「互換性モードを解除してから もう一度実行してください」とエラーメッセージが表示され、しばらくすると勝手に終了してしまった。

互換性モードを設定した覚えはないし、つい先日は普通に起動できていたのに…、とこぼしつつ、オンラインゲームのクライアントアプリケーションを起動するショートカットを右クリックし、プロパティを開き[互換性]タブを確認する。しかし、互換性の設定は行われていない。しょうがないので、クライアントアプリケーションのEXEプログラムのプロパティも確認するが、同様に互換性の設定は行われていない。

ネットで検索すると、セキュリティソフトが悪さをしている、サーバ側の問題といった書き込みを見るが、解決にいたっている様子はなさそう。

で、さらに調べると、プログラムの互換性ウィザードというのがあり、このオンラインゲームプログラムの設定が“RUNASADMIN RUNASADMIN”と、なぜかRUNASADMINが2つになっていることが分かった。この設定を外すには、プログラムの互換性ウィザードで、このオンラインゲームプログラムを選んで、互換性をしない設定にしてあげればよい。

  • プログラムの互換性ウィザードによる設定手順
    1. デスクトップでF1キーを押して、ヘルプのトップページを表示させる。
    2. ヘルプから[目次]を選択する。
    3. ヘルプから[プログラム、ツール、およびゲーム]を選択する。
    4. ヘルプから[プログラムとツールの操作]を選択する。
    5. ヘルプから[プログラムの互換性]を選択する。
    6. ヘルプから[プログラム互換性ウィザードの起動]を選択する。
    7. ヘルプから[クリックして、プログラム互換性ウィザードを開きます。]を選択する。
      すると、互換性ウィザードが表示される。
    8. [〜ウィザードを開始します]で[次へ]をクリックする。
    9. [〜プログラムをどのように特定しますか]で、[一覧からプログラムを選択します]を選択し、[次へ]をクリックする。
    10. プログラムの一覧が表示されるので、互換性を除去したいプログラムを選び、[次へ]をクリックする。
      ※上記のオンラインゲームについては[設定]項目に、RUNASADMINが2つ入っていた。
    11. ウィザードに従い、互換性設定を解除して、[次へ]をクリックしていく。
      ファイルの[プロパティ]の[互換性]タブの設定を事前に解除しておくこと。

設定したら、、、無事、オンラインゲームを起動することができました。

RUNASADMIN ってのは Micorosoft サイトで「アプリケーションは完全な特権で起動されます。問い合わせは行いません。」とある。

[参考]
http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/cc835560.aspx


Last-modified: 2011-04-03 (日) 03:57:11 (2505d)